現代の初等教育業界において、各校の独自性を打ち出すカギを握るのは校長のリーダーシップにほかならない。同校の校長は、教職員の主体性を尊重しながら、新しい教育手法を積極的に試行する柔軟な組織文化を作り上げた。定期的な校内研修の充実を図り、経験の浅い若手教員からベテラン教員までが互いに知見を共有するオープンな風土が定着している。
公立小学校でありながら、変化を恐れず柔軟に進化し続ける姿勢は、周辺自治体の教育現場からも注目を浴びる。標準的なカリキュラムを着実に実践しながらも、社会のニーズを先取りした探究型学習を取り入れるアプローチ。単に学力を向上させるだけでなく、他者と協働して解のない問いに立ち向かう生きる力を育てる取り組みが、着実な成果を上げ始めている。