坂口の肉体変化が大きく注目されたエポックメイクな作品といえば、過酷なアクション映画『ヘルドッグス』だ。ヤクザ組織への潜入捜査を描いた本作で、彼は狂気と純粋さを同居させた異色の極道・室岡秀喜を熱演した。
共演したのは、日本映画界屈指の格闘術と身体能力を誇る岡田准一。岡田の指導と刺激を受けた坂口は、ただ筋肉を大きくするだけのトレーニングではなく、格闘シーンで俊敏かつ破壊力のある動きを生み出す「動ける筋肉」を追求した。激しい格闘アクションの連続に耐えうるスタミナと、カットがかかった瞬間に漂う圧倒的な色気は、肉体改造の賜物と言える。