和歌山城公園動物園は、城の南東側に位置する「童話園(哺乳類・鳥類)」とお堀沿いの「水辺の園(水鳥・フラミンゴ等)」の2つのエリアに分かれています。小規模ながら、園内には他所では見られない個性豊かなスターたちが暮らしています。
園一番のシンボルとして親しまれているのが、ツキノワグマの「ベア」です。のんびりと運動場を歩き回る姿やお昼寝する仕草が愛らしく、子どもから大人まで多くのファンを惹きつけています。猛獣用のアクリル越しではなく、歴史ある獣舎越しに観察できるため、どこか懐かしいレトロな情緒が漂います。
また、和歌山ならではの展示として外せないのが、日本の天然記念物である「紀州犬」です。白く凛とした毛並みと引き締まった体躯を持つ紀州犬を間近で見学できる機会は貴重であり、地域の歴史的遺産と生物文化を同時に学ぶことができます。
水辺の園では、池を優雅に泳ぐフラミンゴやペリカンに加え、かつて「アヒルの園長」が就任して話題を呼んだユニークな歴史も受け継がれています。水鳥たちがのびのびと水浴びをする様子は、お城の堀の景観と美しく調和しています。さらに、童話園内の「ふれあい広場」では、ウサギやモルモット、ヤギやヒツジとの距離が近く、エサやり体験(※実施日時要確認)などを通じて命の温もりを直に感じられるのが大きな魅力です。