星空観察の成功は、事前の準備で8割が決まる。真夏の夜であっても、山間部や沿岸部では急激に気温が下がるため、長袖の羽織りものや薄手のジャケットは必須だ。また、長時間夜空を見上げ続けると首や腰に負担がかかる。レジャーシートよりもリクライニングチェアやコット(折りたたみベッド)を用意するのが通の過ごし方だ。
暗闇に目が慣れるまでに約20分かかるため、スマートフォンの強い光を直接見ない工夫も欠かせない。懐中電灯やヘッドライトには赤いセロハンを貼るか、赤色光モードを活用するのがマナーだ。近隣住民や他の観察者の迷惑にならないよう、車のヘッドライトを無駄に照らさない、ゴミは持ち帰るなどの配慮も忘れてはならない。