基本プレイ無料とアイテム課金が主流を占める一方で、買い切り型やインディータイトルが放つ独自の輝きも見逃せない。その代表格が、レトロなピクセルアートで世界的なカルト人気を誇るカイロソフト (Kairosoft)だ。
彼らが手掛けた箱庭シティ鉄道は、都市の動脈である「鉄道駅」の運営と都市開発を融合させた快作だ。複雑に入り組むホームの配置、テナント誘致、電車の連結編成に至るまで、プレイヤーの職人魂をくすぐるディテールが詰め込まれている。時間経過によるスタミナ制限に縛られず、純粋に理想の交通結節点を組み上げられる中毒性は圧倒的だ。
さらに、マイクロトランザクションを排した本格派として高い評価を受けるポケットシティ (Pocket City)も存在感を示す。災害対応、区域指定、公共料金の設定といった古典的シミュレータの醍醐味を、広告や待ち時間なしで味わえる設計は、古き良きゲーム体験を求めるユーザーにとってのオアシスとなっている。