中川昭一氏の政治家としての原点は、その華麗な経歴と不屈の保守思想にあります。1953年、農林水産大臣などを歴任した中川一郎氏の長男として生まれ、麻布高校を経て東京大学法学部を卒業。日本興業銀行での勤務を経て、父の急逝に伴い1983年に旧北海道5区から出馬し、30歳の若さで初当選を果たしました。
以降、衆議院議員として農林水産大臣や経済産業大臣、自民党政調会長などの要職を歴任。中川昭一氏の政策と発言は常に明快かつ先見性に富んでいました。
- エネルギー安全保障:東シナ海のガス田開発において中国の海洋進出にいち早く警鐘を鳴らし、日本の権益確保を主張。
- 拉致問題の全面解決:北朝鮮に対する断固たる経済制裁と主権回復を掲げ、拉致被害者救出活動の先頭に立つ。
- 自主防衛と伝統保守:日本の伝統・文化を重んじつつ、現実的な安全保障政策と自主外交の確立を訴え続ける。
単なる官僚主導の政治家ではなく、自ら膨大な資料を読み込み、国際会議でも通訳を介さず堂々と渡り合える屈指の論客として知られていました。