R-1の知名度を一気に全国区へと押し上げたのが、佐賀県有田町で行われた大規模な疫学調査です。この調査結果は、今なお感染症対策と機能性ヨーグルトの関係を語る上で欠かせない事例となっています。
有田町では町内の小中学生全員を対象に、給食などを通じてR-1ヨーグルトを毎日継続して摂取させる取り組みを実施しました。その結果、周辺の隣接自治体と比較してインフルエンザの感染率が有意に低下し、全国的にも極めて低い発症率を記録したことが報告されました。同様の調査は山形県舟形町などでも実施され、高齢者におけるNK細胞活性の上昇や風邪症候群への罹患リスク低下が確認されています。
ただし、研究者グループはこの結果を「R-1さえ飲めば予防接種が不要になる」という意味では決して捉えていません。手洗いうがいや規則正しい生活習慣と組み合わせた上で、集団としての免疫水準が高まった結果であると分析されています。