トラックヤードに並ぶコンテナの列は圧巻だ。数年前から業界全体を揺るがしてきたドライバーの労働時間規制や幹線輸送のボトルネックに対し、この局が打ち出した答えは徹底したオペレーションの高速化だった。AIによる荷量予測と最適積載ルートの自動算出が日常化し、荷台からの積み降ろしにかかる時間はかつての半分近くまで短縮されている。
仕分けフロアでは、高速カメラが瞬時にバーコードと住所を読み取り、行先別のパレットへ荷物を滑り込ませていく。目にも留まらぬスピード。だが、機械任せにできない規格外の貨物や特殊な郵便物を手際よく捌くのは、やはり熟練のスタッフたちだ。デジタルとアナログがせめぎ合い、見事な調和を見せている。