震源地から数百キロメートル離れた首都ボゴタでも、高層マンションやオフィスビルが大きな音を立てて揺れ動いた。街頭の監視カメラには、送電線が激しく揺れて火花を散らし、暗闇の街を一瞬で不気味な静寂が包み込む光景が記録されている。
「ベッドごと跳ね上げられる感覚だった。これまでの人生で経験したことのない恐怖だ」。ボゴタ中心部に居住する30代の地元住民は取材に対し、揺れ直後の混乱をそう振り返った。市内各所ではエレベーターの停止に伴う閉じ込め事故や、建物の外壁崩落による停めてあった車両の破損が数多く報告されている。