日本の靴下づくりの現場でも、技術革新の波が加速している。「靴下屋」を展開するタビオ株式会社は、長年培った立体編み技術を駆使し、足の立体形状に完璧にフィットする構造を生み出した。その象徴とも言えるのが「Tabio SPORTS 5本指靴下開発プロジェクト」だ。
開発チームは数多くのランナーの足型データを分析し、アーチサポート機能や摩耗への耐久性、ズレ落ちにくさを極限まで追求。ミリ単位の編み立て調整により、従来の五本指靴下にありがちだった「指先がゴワつく」「脱ぎ履きしにくい」というデメリットを克服した。専門メーカーの執念とも言えるものづくりが、機能性と快適性の両立を実現したのだ。