県内北部の熱気を牽引するのが熊谷花火大会だ。関東屈指の歴史を誇るこの大会では、花火業者たちが腕を競い合うコンクール形式の打ち上げが行われ、職人技の冴えを間近で堪能できる。広大な河川敷には屋台が立ち並び、昔ながらの祭り情緒と最新の演出技術が見事に融合している。
一方、都境を流れる荒川を挟んで開催される戸田橋花火大会は、対岸の板橋花火大会との合同開催という贅沢なアプローチで知られる。両岸から同時に打ち上げられる迫力満点の対打ちスターマインは、視界全体を覆い尽くすほどのビジュアルインパクトを誇り、地元の観光産業に絶大な波及効果をもたらしている。