活動休止から数年を経て、SUが再びマイクやターンテーブルの前に立った場所は、大規模なアリーナではなく、より音楽と観客の距離が近いクラブイベントや独立系のライブスペースだった。元々幅広い音楽的バックボーンを持っていた彼は、DJとしての活動を本格化させ、選曲とミックスで独自の音空間を構築し始める。
近年では、自身の低音ボイスを生かしたナレーション仕事や、他アーティストとのコラボレーション、トークイベントへの出演など、マイペースながら着実なアプローチを続けている。大仕掛けなプロモーションに頼らず、自身の「声」と「音」の力だけで勝負する現在のスタイルには、削ぎ落とされたからこそ宿る渋みと熟成された魅力が漂っている。