南米での挑戦を経ても、本田のフットボールへの渇望が潰えることはありませんでした。短期間ではありましたが、かつてCSKAモスクワで信頼関係を築いたレオニード・スラツキー監督が率いるオランダのフィテッセへ加入し、再び欧州のピッチへ。
その後、2021年にはアゼルバイジャンのネフチ・バクーへ移籍。チームの最終盤における快進撃を支え、見事にアゼルバイジャン・プレミアリーグ優勝を経験しました。さらに同年秋には、リトアニアのFKスードゥヴァに加入。デビュー戦で豪快なゴールを叩き込み、変わらぬ勝負強さを世界に提示しました。
金銭や名声のためではなく、「自らの成長」と「誰も歩んだことのない道を切り拓く」という純粋なフロンティアスピリット。それこそが、彼を未知のリーグへと突き動かす原動力でした。