グラウンドを覗けば、全国レベルを誇る部活動の熱気が肌に伝わってくる。野球部やサッカー部をはじめ、水泳や陸上など多岐にわたるクラブが日夜切磋琢磨を続けている。だが、彼らは決して「スポーツ一辺倒」ではない。放課後の図書館や学習スペースに目を転じれば、今度はノートを広げて集中する姿がある。
文武両道という言葉は容易く使われがちだが、それを現場で愚直に体現し続けるのは容易ではない。学校側が過剰に強制するのではなく、生徒自身がスケジュールを管理し、限られた時間で最大の成果を出すセルフマネジメント力を養う。この「型にはめない指導」こそが、自立志向を強める現代の保護者層から強い共感を集めている理由だ。