通販や卸では決して手に入らない、本店直売所ならではの最大の特権が「対面ショーケース限定の切り落としと希少部位」だ。毎朝、加工場から届くフレッシュな枝肉から職人が手作業で切り出すため、日によってイチボ、ミスジ、カイノミといった極上部位の端肉や、鮮度が命のホルモン類が破格値で並ぶ。
仕入れ担当者によると、直売所のバックヤードでは気温や湿度、肉の熟成度合いを見極めながらミリ単位でカッティングの厚みを変えているという。焼肉用、すき焼き用、しゃぶしゃぶ用と、それぞれの肉の繊維に逆らわない最適な包丁仕事が施されるからこそ、家庭のフライパンで焼くだけでも驚くほど柔らかく、脂のしつこさを感じさせない仕立てになる。