生後56日(8週齢規制)を過ぎて自宅に迎え入れた直後の子犬は、体重わずか5〜8kg前後。両手で抱き上げられるサイズ感と、よちよち歩きで甘える仕草は、まさに家庭に幸福をもたらす天使そのものです。しかし、ここからの成長スピードは人間の想像をはるかに凌駕します。
大型犬であるゴールデンレトリバーは、生後半年で体重が約18〜22kgに達し、生後1年を迎える頃には成犬時体重の約90%(25〜34kg)まで一気に巨大化します。1週間に約1kg前後のペースで増量していく時期もあり、首輪やクレートのサイズは数週間単位で合わなくなります。
特に注意すべきは「散歩はいつから可能か」という点です。感染症予防の観点から、獣医師による3回目の混合ワクチン接種が完了し、抗体が定着する生後3ヶ月半〜4ヶ月頃まで地面を歩かせる散歩は制限されます。ただし、社会化の適期(生後14週前後まで)を逃さないため、ワクチン完了前であってもスリングや抱っこで外気や車の音、他人に触れさせる「抱っこ散歩」の実施が極めて有効です。