空調大手のダイキン工業によるエアコンの夏のおすすめ設定をはじめ、各メーカーが口を揃えて推奨するのが「自動運転モード」の活用です。電気代を気にして「微風」や「弱運転」を選びがちですが、これは逆効果を生む典型例です。
エアコンが最も電力を消費するのは、部屋が冷えるまでの間コンプレッサーを高出力で回転させている時間帯です。「弱運転」にすると室温が下がるまでに長い時間がかかり、結果として強い負荷がかかり続けて電気代が高騰します。一方の「自動運転」は、一気に強風で部屋を冷やしたあと、最小限の電力で室温を維持する微弱運転へ自動で切り替わります。
また、エアコンのつけっぱなしによる節電効果の真相についても、実験により明確な境界線が判明しています。日中の猛暑時であれば、30分〜40分程度の短時間の外出なら「つけっぱなし」にしたほうが、都度電源を切るよりも消費電力量を低く抑えられます。