インターネット上では「サイトをホーム画面に追加すると個人情報が抜き取られる」「ブラウザのタブが無限に増えて重くなる」といった誤った言説が散見されますが、これらはWebの仕組みを誤認したデマに過ぎません。
ホーム画面に追加されるファイルは、WebサイトのURLとアイコン画像への参照データ(メタ情報)のみであり、端末の内部ストレージを危険に晒す実行ファイルではありません。むしろ、アプリストアから得体の知れないサードパーティ製アプリをインストールするよりも、ブラウザのサンドボックス保護環境で動作するWebショートカットのほうが、プライバシー保護の観点からは格段に安全です。
ただし、知っておくべき明確な盲点も存在します。それは「ログイン状態の保持期間」です。銀行系サービスやセキュリティ強度の高いWebポータルでは、Cookieの有効期限ポリシーによって一定時間で自動ログアウトされます。アプリ版のように生体認証(Face IDや指紋認証)とシームレスに紐付いていないWebサイトの場合、起動するたびに再ログインが求められるケースがある点には留意してください。