江角マキコのキャリアにおいて、引退への決定打となったのは2014年に表面化した「長嶋一茂邸落書き騒動」と、2017年初頭の週刊誌による一連の報道でした。
発端は自身の公式ブログで明かした「ママ友いじめ」の告白でした。名門私立校の保護者間における確執が波紋を広げる中、当時の担当マネージャーが長嶋邸の壁にスプレーで誹謗中傷の落書きを行った事実が週刊誌によってスクープされます。江角本人は「マネージャーが独断で行った」として関与を否定し謝罪したものの、長年築き上げた「正義感が強く頼れる姉御肌」というパブリックイメージは甚大な打撃を受けました。
さらに2017年1月、投資詐欺グループに関与したとされる男性実業家との不倫疑惑が報じられたことが決定打となります。江角側は即座に「投資の返金を求めて面会していただけであり、不倫関係は断固否定する」との声明を発表。同時に「子供たちの将来を最優先に考え、芸能活動から身を引く」と表明し、30年近くに及ぶ芸能生活に自ら幕を引きました。