地震発生直後、最優先で確認しなければならないのは気象庁地震情報が発表する一次速報です。地震の規模を示すマグニチュード(M)と、私たちが体感する場所ごとの揺れの激しさを示す震度は、明確に区別して把握する必要があります。
気象庁が緊急地震速報(警報)を発出する基準は、原則として最大予測震度が5弱以上と推定された場合であり、その際、震度4以上が予測される地域に対してアラートが送出されます。もし現在、手元の端末で速報を受信したのであれば、震源近傍において震度5弱以上の揺れが発生した蓋然性が極めて高いことを意味しています。
また、沿岸部や海沿いの地域にいる場合、揺れの大小にかかわらず警戒すべきが津波警報・注意報の発令有無です。震源が海底付近であり、規模がM6.5を超えるような浅い地震であった場合、揺れが収まった直後から第一波が到達する危険性があります。「揺れが小さかったから大丈夫」と自己判断せず、テレビ・ラジオや防災アプリを通じて津波情報が「なし」と確定するまでは、海岸や河口付近から直ちに離れ、高台へ避難する姿勢を崩してはなりません。
各地の震度速報は、地震波が全国の観測点を通過した順に、発生後約1分半から3分程度で第1報、さらに詳細な観測点ごとの震度が5分前後で続々と更新されます。まずは自治体や気象庁が発信する公式発表をリロードし、震源地と最大震度の確定値を冷静に見極めてください。