彼女の恋愛史を語る上で避けて通れないのが、当時同じくトップアイドルとして絶対的な人気を誇っていた近藤真彦との関係である。二人の交際は世間の注目の的であり、一時は結婚間近とも報じられていた。しかし、その情熱的な愛は次第に深い苦悩とすれ違いを生み出していくこととなる。
1989年に起きた凄絶な騒動と、その年末に設定された緊急記者会見——いわゆる「金屏風事件」は、日本の芸能史に深く刻まれる出来事となった。婚約発表かと思われた会見の場は、異様な緊張感に包まれた謝罪の場となり、彼女の心に決定的な傷を遺した。この騒動をきっかけに、長年所属していた大手事務所の研音を離れる事態へと発展し、彼女の音楽活動および私生活は大きな旋風に巻き込まれていったのである。