警察や不動産管理会社を迅速に動かすための最大の武器は、客観的で言い逃れのできない「証拠」である。警視庁をはじめとする警察機関への取材でも、「単なる感情的な訴えだけでは、当事者同士の認識の違いとして処理せざるを得ないケースが多い」という声が聞かれる。
効果的な証拠集めには、日時・時間帯・音の種類・発生継続時間を詳細に記録した「騒音日記」の作成が不可欠だ。さらに、スマートフォン対応の騒音計アプリや業務用デシベルメーターを使用し、発生時の音圧レベル(dB)を録音・録画データとともに保存しておくことが求められる。可視化されたデータこそが、管理会社に重い腰を上げさせ、警察官に即座の指導を決意させる決定打となる。