日本の主要メーカーが誇る看板モデルの多くが、この規格のもとに集結している。足元のドレスアップやスタッドレスタイヤへの履き替えを検討する際、まず把握しておくべき代表的な車種群をメーカーごとに整理した。
トヨタ自動車の代表格といえば、高級ミニバンの絶対王者であるトヨタ・アルファード(20系・30系)が挙げられる。圧倒的な車両重量を支える足回りとして長年このピッチが重用されてきた。さらに、クロスオーバー市場を牽引するRAV4やハリアー、スポーツクーペのGRヤリスなども名を連ねる。ただし、最新世代の40系アルファード/ヴェルファイアのように、剛性追求のためにPCD120へと転換した例外も存在するため、年式確認は不可欠だ。
日産自動車においては、伝統のスポーツセダンである日産・スカイラインをはじめ、フェアレディZ、ファミリー層から絶大な支持を得るセレナ、タフギアのエクストレイルなどが該当する。世代を超えて一貫して採用されてきたケースが多く、ホイールの流用カスタムが盛んな背景にもなっている。
本田技研工業では、ミニバンのステップワゴンやオデッセイ、SUVのヴェゼル、ミドルクラスセダンのアコードなどが代表的だ。また、他社に目を向けると、過酷なモータースポーツで鍛え抜かれたスバル・WRX STI(VAB型など)や、マツダのCX-5、三菱のデリカD:5といった実力派モデルもこの規格の恩恵を享受している。