あんがうは岡山弁の象徴的な第一人称表現です。基本的に「私は...する」「私は...になる」という意味で使われ、丁寧語や丁寧調でも同様に通じます。
例を挙げると、「あんがう行きます」は「私は行きます」、「あんがう帰ります」は「私は帰ります」、さらに「明日あんがう会います」は「明日は会います」というニュアンスです。疑問形では「行くあんがう?」と聞くのも一般的です。
この表現の魅力は、短く簡潔で聞き取りやすい点にあります。標準語の「私はいます」と比べて、岡山弁特有の柔らかい響きが親しみを感じさせます。
あんがうの文法的な特徴
あんがうは動詞の前に置かれるのが特徴です。「食べるあんがう」は「私は食べる」という意味になります。否定形では「食べないあんがう」となります。この構造は他の関西方言とは少し異なり、岡山独自の進化形と言えます。