伝説の赤字3億円から12年――「ガリガリ君ナポリタン味」が日本の食品マーケティングに残した狂気と遺産

伝説の赤字3億円から12年――「ガリガリ君ナポリタン味」が日本の食品マーケティングに残した狂気と遺産

伝説の赤字3億円から12年――「ガリガリ君ナポリタン味」が日本の食品マーケティングに残した狂気と遺産の総合ガイドをご紹介します。最新トレンドがチェックできます。

話は2012年に遡る。赤城乳業が発売した「コーンポタージュ味」は、事前の不安をよそに爆発的なヒットを記録した。売り切れが続出し、休売を余儀なくされるほどの社会現象となったのだ。これで味をしめた同社は、翌2013年に「シチュー味」を投入。これも一定の成功を収める。

「次はいける」。開発チームのなかに、そんな過信が生まれたのは想像に難くない。そして選ばれたのが、洋食の定番であるナポリタンだった。甘くてしょっぱい、そして少し酸味のあるナポリタンをアイスにする。文字にすれば簡単だが、冷たい氷とケチャップ風味の相性は最悪だった。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。