話は2012年に遡る。赤城乳業が発売した「コーンポタージュ味」は、事前の不安をよそに爆発的なヒットを記録した。売り切れが続出し、休売を余儀なくされるほどの社会現象となったのだ。これで味をしめた同社は、翌2013年に「シチュー味」を投入。これも一定の成功を収める。
「次はいける」。開発チームのなかに、そんな過信が生まれたのは想像に難くない。そして選ばれたのが、洋食の定番であるナポリタンだった。甘くてしょっぱい、そして少し酸味のあるナポリタンをアイスにする。文字にすれば簡単だが、冷たい氷とケチャップ風味の相性は最悪だった。