日本最大級の料理レシピ投稿・検索サービス「クックパッド」のデータを見ると、毎年5月下旬から赤紫蘇に関連する検索頻度が急上昇し、7月にピークを迎える。ユーザーが求めているのは、基本的な作り方にとどまらず、甘さ控えめの健康志向レシピや、他素材と組み合わせた新感覚のアレンジだ。
この空前の自家製クラフト飲料ブームは、巨大な食品・清涼飲料業界にも無視できない地殻変動をもたらしている。近年、飲料メーカー各社は「無添加」「無着色」「素材本来の味わい」を前面に出した赤紫蘇炭酸水やクラフトビネガーテイストの商品を続々と市場に投入。消費者の「本物志向」が、清涼飲料水市場全体のトレンドを塗り替えつつある。