冷めた米で痩せる?血糖値を抑える冷やご飯の真実と正しい保存法

冷めた米で痩せる?血糖値を抑える冷やご飯の真実と正しい保存法

冷めた米で痩せる?血糖値を抑える冷やご飯の真実と正しい保存法の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

小腸を無傷で通過したレジスタントスターチは、大腸に棲息する天文学的な数の微生物たちの極上なエサとなる。腸内細菌叢(マイクロバイオーム)がこれを活発に発酵分解することで産生されるのが、酪酸や酢酸、プロピオン酸といった短鎖脂肪酸だ。

この短鎖脂肪酸こそが、人体の代謝スイッチを根底から切り替えるシグナル物質として働く。大腸粘膜の上皮細胞のエネルギー源となってバリア機能を強化するだけでなく、血流に乗って全身を巡り、脂肪細胞の受容体に作用して脂肪の取り込みをブロックする。さらに、脳へ満腹シグナルを送るホルモン(GLP-1やPYY)の分泌を刺激するため、無理な我慢を強いることなく自然と過食衝動が鎮まる仕組みだ。

高橋 健太
Author

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。