卒園時に保護者から届く手紙やメッセージカードについて、現場の保育士や幼稚園教諭に取材を行うと、共通して返ってくる答えがあります。それは「上手に書かれた文章よりも、先生と子どもだけの具体的な出来事が書かれているものが何よりの宝物になる」という事実です。
幼児教育の専門家や現役保育士の手記・インタビュー調査によると、保育士が卒園メッセージでもらって嬉しい言葉の上位には、以下のような生きた実感が並びます。
- 「人見知りで泣いてばかりいた我が子が、先生のおかげで『園が大好き』と言えるようになりました」
- 「運動会の練習で行き詰まっていた時、先生が根気強く付き合ってくださったおかげで、諦めない心が育ちました」
- 「毎日の連絡帳に書かれていた先生の温かいコメントに、親である私自身が何度も救われました」
担任の先生への卒園手紙の構成・書き方として理想的な骨組みは、「①卒園の節目における感謝」「②具体的な思い出や成長のエピソード」「③家庭での子どもの様子・親自身の救われた想い」「④先生の健康と今後の活躍を祈る結び」という4部構成です。このフォーマットを意識するだけで、文章が苦手な方でも自然と情緒豊かでまとまりのあるメッセージに仕上がります。