食肉としての価値が高まる一方で、乱獲による生態系への影響も懸念されてきた。国際取引に関しては、ワシントン条約事務局 (CITES)の定めた規則に基づき、商業目的の過剰な輸出入が厳しく監視されている。密猟を防ぎつつ持続可能な利用を保つことが課題だ。
一方で、貧困地域の食糧問題を解決する手段として注目する機関もある。国連食糧農業機関 (FAO)は、家畜の牛などに比べて繁殖力が高く、湿地帯の草を効率よく肉に変換できるカピバラの養殖可能性について研究を行ってきた。環境負荷の少ないタンパク源として、その潜在能力は高く評価されている。