メタ発言とは、フィクション作品の登場人物や配信者が、本来その世界観の中では知り得ない「メタ視点(一段高い次元からの俯瞰的な視点)」に立ち、作品の枠組みや現実の事情に言及する発言全般を指します。
語源となったのは、ギリシャ語の前置詞に由来する接頭辞「meta(〜を超えた、高次の、上位の)」です。「メタ言語」「メタデータ」といった学術用語と同様に、「対象そのものを外側から観察・記述する高次の視点」を意味しています。これがネットスラングとして定着し、キャラクターが自分たちの世界を「作られた虚構」だと知っているかのように振る舞う発言を「メタ発言(メタい発言)」と呼ぶようになりました。
文学や映画の領域では古くから「メタフィクション」という創作技法として確立されており、物語の中で「これは作られた物語である」とあえて暴露することで、独特の批評性やユーモアを生み出す表現として活用されてきました。