日本の気候は地域差が大きく、外構設計もそれに合わせる必要があります。
寒冷地では、コンクリートの凍害対策が必須です。AE剤(空気連行剤)を混入したコンクリートを使い、表面に透水性舗装を施すことで、凍結融解サイクルによるひび割れを防ぎます。また、融雪剤の塩化カルシウムはアルミや鉄を腐食させるため、冬場の散布後は必ず水洗いが必要です。
多雨地域では、排水能力を通常の1.5倍に設定し、雨水桝の数を増やします。コンクリート表面は滑り止め加工を施し、階段やスロープ部分はノンスリップタイルを組み合わせると安全性が高まります。
西日が強い地域では、アルミフェンスやガラスブロックが熱を持ち、夏場は触れられないほど高温になります。遮熱塗料を塗布するか、植栽で日陰を作る工夫が求められます。特に子どもやペットがいる家庭では、火傷防止の観点からも重要です。