エアコン購入時、レジで支払う本体代金に含まれる「標準工事費」という言葉には落とし穴が多い。配管パイプの長さが4メートル以内、室外機は室内機と同じフロアのベランダや大地置き、配管を通す既存の穴があり専用コンセントが存在する——これが大手各社の定める一般的な標準枠だ。
現実の住宅環境はそう都合よくはいかない。戸建ての2階から1階への立ち下ろし設置や、専用回路の増設、隠蔽配管の再利用、さらには既存住宅の壁材に応じた特殊穴あけなど、追加費用が発生するポイントは無数にある。ノジマでは店頭段階での丁寧なヒアリングを徹底しており、現地での「突然の数万円請求」を防ぐ見積もりシミュレーションに定評がある。
室外化粧カバーの取り付けひとつ取っても、外観の美しさだけでなく紫外線や風雨から冷媒管を守る必須の保護策だ。こうしたオプションの必要性を、現場で脅すように迫るのではなく、事前納得のうえで選択できるプロセスが評価されている。