2013年に勃発した大騒動は、矢口真里のタレント生命を絶たしかねない危機だった。連日のようにメディアで取り上げられ、世間からの批判は苛烈を極めた。しかし、その渦中にあって二人は関係を絶つのではなく、潜伏するようにひっそりと、だが確実に愛を育み続けていった。
約4年という交際期間は、単なる熱愛の継続ではない。世間からの強烈な風当たりに耐え、自分たちの過ちと向き合い、誠実さを証明するための「禊(みそぎ)」の期間でもあった。交際中、度々スクープされた二人の姿は、常に質素で控えめだった。外食を控え、身を潜めるような生活の中で、互いの本質を見極め合っていったと言える。