手作りおもちゃの中でも、圧倒的な支持を集めているのが「どんぐりマラカス製作」である。握る、振る、音が鳴るという明快な因果関係は、因果の法則を学び始めた1歳児を夢中にさせる。
用意するものは、乳酸菌飲料の空き容器や透明な小型ペットボトル、ビニールテープ、そして下処理済みのどんぐり数粒。子ども自身にどんぐりを容器の口へ「ぽとん」と落とさせ、最後に大人がキャップ部分をビニールテープで何重にも固く巻き止めて密閉する。保育士向け情報メディアHoiClue(ほいくる)などでも紹介される定番の手法だが、マスキングテープやシールをペタペタと貼る工程を加えれば、立派な造形あそびへと昇華する。
中に入れるどんぐりの個数によって音の高さや響きが劇的に変わる。数粒だけ入れて澄んだカラカラ音を楽しむのもよし、あえてビーズや小豆を混ぜて重層的な音色響かせるのも面白い。振るたびに中身が動く様子が見える透明容器は、視覚と聴覚の連動を心地よく促してくれる。