「早稲田大学の図書館は、街の公立図書館のように誰でも自由に入れるのか?」という問いに対する率直な答えは、「一般的な入館・自習は原則不可だが、明確な調査・研究目的なら学外者利用の道が開かれている」となります。
図書館公式規程および現地取材によると、早稲田大学図書館の一般利用には厳格な入館条件が設定されています。学外の一般利用者が入館を認められる主なケースは、「早稲田大学にしか所蔵されていない貴重書や学術図書を閲覧・調査する場合」です。近隣の公共図書館(新宿区立図書館など)や所属機関を通じて事前に所蔵確認を行い、紹介状の発行を受ける手続きが求められます。
「ふらっと立ち寄って文庫本を読む」「資格試験の勉強のためにデスクを借りる」といった目的での入館は、入口のセキュリティゲートで完全に遮断されます。学生証や専用の利用証をタッチしなければ物理的にゲートが開かない構造になっており、警備体制は年々厳格化しています。
一方で、慶應義塾大学や一橋大学、同志社大学といった協定校の学生・教職員であれば、学生証の提示と所定の手続きのみで相互利用が可能です。一般人が早稲田の知に触れたい場合は、自分がどの区分に該当するのかを冷静に見極める必要があります。