ライブシーンでは屈指の動員力を誇るハロプロが、なぜ紅白歌合戦に選ばれないのか。落選の背景には、複合的な要因が絡み合っています。
最大の要因は、NHK紅白歌合戦の明確な選考基準にあります。NHKが公表している主な基準は以下の3点です。
1. 今年の活躍(CD・配信・ストリーミング・動画再生回数・カラオケランキングなど)
2. 世論の支持(7歳以上の全国世論調査、Webアンケート)
3. 番組の企画・演出
モーニング娘。をはじめとする現在のハロプロ勢は、CDセールスでオリコン上位の常連であり、熱狂的なファン層を抱えています。しかし、現代の音楽チャートの主戦場であるストリーミング再生数(SpotifyやApple Musicなど)やTikTok等のSNSバイラルにおいて、一般層への広がりを示す数字が競合他社に比べて控えめな傾向にあります。
また、近年の女性グループ枠は、坂道グループ(乃木坂46・櫻坂46など)やK-POPグループ、サバイバルオーディション発のダンスボーカルグループが熾烈な枠争いを繰り広げています。テレビ露出よりもライブ空間での生歌・パフォーマンス至上主義を貫くハロプロの活動方針が、マス向けのバズを重視する近年の紅白選考基準と乖離を生んでいるのが実情です。