横浜市の山中竹春市長は、データ駆動型の行政運営と子育て支援の拡充を柱に掲げてきたが、その具体策が最も色濃く反映されている現場の一つがここ神奈川区だ。神奈川区役所では、デジタル技術を活用した行政手続きの簡略化や、子育て世代に向けたワンストップ相談窓口の強化を矢継ぎ早に打ち出している。
区役所の担当者は「単に建物を新しくするだけでなく、住む人が孤立しないコミューン作りを目指している」と明かす。旧態依然とした地域コミュニティの枠組みを超え、新旧の住民が自然に交わる公園整備やオープンカフェイベントなど、行政主導による多様な仕掛けが実を結びつつある。