解体されたはずの三大財閥が今も日本経済の深層を支配する理由

解体されたはずの三大財閥が今も日本経済の深層を支配する理由

解体されたはずの三大財閥が今も日本経済の深層を支配する理由を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

三菱グループの中核に位置するのが、三菱重工業、三菱商事、三菱UFJ銀行からなる「御三家」だ。この3社を中心として、グループ各社の会長・社長が一堂に会する場が、毎月第2金曜日に開かれる「金曜会」である。

独占禁止法への配慮から、金曜会は公式には「親睦会」と位置付けられている。具体的な事業計画のすり合わせや価格協定といった違法行為が行われる場ではない。だが、グループ企業の不祥事対応や経営危機の救済、国家安全保障に関わる大型投資において、この場が持つ心理的・戦略的な結束力は計り知れない。

象徴的なのが、脱炭素社会に向けた水素・アンモニアサプライチェーン構築や、次世代戦闘機開発などの国家プロジェクトだ。三菱商事のグローバル調達力、三菱重工の高度な製造技術、三菱UFJ銀行の巨大な資金力が一体となって機能するとき、単独の民間企業では不可能な規模の事業が一気に現実のものとなる。

前田 葵
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前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。