「凪」という漢字は、漢和辞典を引くと非常に興味深い特徴を持っています。基本的な字誌データは以下の通りです。
・画数:6画
・部首:几(きにょう・つくえ・かぜかんむり)
・訓読み:なぎ、な(ぐ)
・音読み:なし(国字)
・漢字検定:準1級配当
最大の特徴は、この漢字が古代中国から伝来したものではなく、日本で独自に生み出された「国字(和製漢字)」である点です。風が止んで海面が静まる現象を表すため、「風」の構えの中に「止」を入れるという、極めて直感的かつ風雅な構造で作られました。中国由来の音が存在しないため、音読みはありません。