ドレッシングと並び、この店の代名詞として君臨するのが「真夜中のスパゲティ」をはじめとする個性豊かな料理群だ。少し濃いめに仕立てられたピリ辛のトマトスープの中に、程よく硬さを残したパスタが泳ぎ、スパイスとニンニクの効いたスープが食欲を容赦なく刺激する。一口食べ進めるごとに身体の奥から熱が込み上げ、気づけば皿の底が見えるまでフォークを動かし続けてしまう魅力がある。
さらに、香ばしく揚がったソフトシェルクラブを特製ソースで味わう一品や、魚介の旨味が凝縮されたオリジナルのピザなど、どのメニューも一切の妥協がない。一般的な日本の「オシャレイタリアン」が提示する気取ったポーションとは一線を画す、満足感あふれるボリュームと力強い味わいこそが、世代を超えて支持される最大の理由だ。