裾上げクリップの最大の魅力は、生地を傷めずにズボンを縫わないで好みの長さに調整できる点にあります。誰でも数秒で仕上げられる基本的な使い方と、外から見えにくくするプロ直伝のコツを押さえておきましょう。
基本のステップは非常にシンプルです。まず調整したいパンツを履き、合わせたい靴の高さを見ながら内側に生地を折り返します。長さを決めたら、裾の内側から折り返し部分を挟み込むようにクリップを留めるだけです。
ここで重要なのが「クリップを留める位置」です。前後や目立つ場所に留めると不自然なたわみが出てしまうため、「内股側」と「外側の縫い目(サイドシーム)沿い」の2箇所に留めるのが鉄則です。縫い目と同じラインにクリップを合わせることで、生地の重なりが外から目立たず、自然なシルエットをキープできます。
ワイドパンツやフレアパンツのように布量が多いボトムスの場合は、内側・外側・後方の計3箇所で留めると、歩行時のズレや崩れを最小限に抑えられます。