インターネットの検索窓に店名を入力すると、サジェストに「閉店 理由」「現在」といった不穏なキーワードが浮上することがあります。しかし、現地取材および店舗の公式発信を確認したところ、カレーハウス峰は2026年現在も元気に営業を継続しています。
では、なぜこのような閉店の噂が定期的に流れてしまうのでしょうか。調査を進めると、同店ならではの営業スタイルと立地条件に起因する3つの構造的な要因が浮かび上がってきました。
第1に、営業時間が「平日(月〜金)の11:30〜14:00」のみで土日祝が定休日という点です。週末や休日に観光や遠方から訪れた人が、シャッターの閉まった店舗を見て「営業をやめてしまった」と勘違いしてSNSに書き込むケースが後を絶ちません。
第2に、「売り切れ次第終了」という高いハードルです。仕込み分が完売すると13時台前半でも暖簾が下げられるため、平日であっても遅めのランチタイムに訪れたユーザーが空振りに終わることがあります。
第3に、2026年に向けた公式SNSアカウントの移行・更新です。情報発信元のリニューアルに伴い、古いアカウントやポータルサイトの更新停止を見かけた一部のユーザーが誤認したことも背景にあります。実際には、路地裏で29年目を迎えた現在も、11時40分にはカウンター席が満席になるほどの活況を呈しています。