医療機関での「白衣高血圧」や、自覚症状のない「仮面高血圧」を見抜くために欠かせないのが家庭血圧測定です。病院で測る数値よりも、自宅で日常的に記録されたデータこそが、真の血管の状態を映し出す鏡となります。
測定は1日2回、朝と夜に行うのが基本です。朝は起床後1時間以内、トイレを済ませ、朝食や服薬の前に1〜2分静寂を保ってから測ります。夜は就寝直前、リラックスした状態で測定するのが理想的です。腕帯(カフ)は心臓と同じ高さに合わせ、測定中は会話や体の動きを控えましょう。日々の変動に一喜一憂するのではなく、1〜2週間の平均的な傾向を掴むことが重要です。