所属事務所である舞プロモーションの公式データによると、柄本時生の身長は176cmだ。同世代の日本人男性の平均身長である約171cmを大きく上回り、実はかなりの高身長に分類される。しかし、なぜ世間では「小柄なのでは」というイメージが定着しているのだろうか。
最大の要因は、彼が演じる独特な役柄と徹底した役作りのスタイルにある。NHKの連続テレビ小説や民放のテレビドラマ、さらにはグローバルに話題を呼んだNetflixドラマ『サンクチュアリ -聖域-』に至るまで、彼が演じるキャラクターは少し猫背で気弱な男や、怪しげな裏方、どこか哀愁の漂う冴えない青年などが圧倒的に多い。役になりきるあまり、身体を縮めて姿勢を崩すアプローチをとるため、視聴者に実寸よりもコンパクトな印象を与えているのだ。