「選手たちが最後まで誰一人として諦めていなかった。その思いが白球に乗り移った」
試合後の会見場に現れた藤川球児監督は、興奮冷めやらぬ表情で選手たちを称えた。勝負どころで見せた継投のタイミング、そして選手個々の持ち味を信じ切るベンチワーク。就任以来掲げてきた積極性と一体感が、最高の形で結実した格好だ。
指揮官は「今日の勝ちは大きいが、戦いは明日も続く。気を引き締めて目の前の1試合に全力を尽くす」と続け、早くも次なる戦いへ視線を向けた。冷静さと情熱を兼ね備えた指揮官の采配が、チームの結束をより強固なものにしている。