蘇生を果たした直後、ヒソカの行動原理は劇的な変化を見せます。これまでは「相手が万全の状態で戦うこと」を好む戦闘狂(バトルマニア)でしたが、クロロ戦の敗北を経て「相手の都合や場所を選ばず、出会った瞬間に確実に殺す」という冷徹なプレデター(捕食者)へと豹変しました。
ヒソカはその場でマチを拘束して「旅団全員を今から狩る」と宣戦布告。直後、念能力をクロロに貸し出して無防備だったコルトピとシャルナークを急襲し、一瞬で惨殺しました。旅団の手足を奪い、クロロの戦力を削ぎ落としながら精神的にも追い詰めるヒソカの旅団狩りは、かつてない執念と冷酷さに満ちています。
さらに注目すべきは、暗殺一家ゾルディック家の長男・イルミとの異常な関係性です。イルミはヒソカからの依頼を受け、「ヒソカを殺せば莫大な報酬が手に入る」という契約のもと、自ら幻影旅団のナンバー11として船に乗り込みました。イルミ曰く「お互いが死ぬときはどちらかの手で」という婚約(エンゲージリング)めいた契約を交わしており、ヒソカは旅団だけでなくイルミという超強敵をも盤上に配置して、極限のデスゲームを楽しんでいます。