パッキングを終えて重量を計測した際、無料枠である20kg(プレミアムクラスは40kg)を超過してしまった場合はどうすべきか。そのまま空港へ持ち込むと「超過手荷物料金」が発生する。例えば20kgを超えて30kgまでの重量超過がある場合、区間に関わらず所定の追加料金(通常1,500円〜2,500円程度)が加算される仕組みだ。さらに1個あたりの重量が32kgを超える大物荷物は、事前に承認を得ない限り預け入れ自体が断られることもある。
だが、この超過料金を賢く回避・軽減するテクニックがいくつか存在する。最も手軽なのは「機内持ち込み手荷物への重量分散」だ。重い上着や充電器類、厚手の書籍などをサブバッグに移し、10kg以内の機内持ち込み枠を活用することで、預け荷物の重量を20kg以下に収められる。
また、家族や友人と一緒に旅行する場合は「グループ間での重量シェア」が有効だ。同一予約や同時チェックインであれば、同行者全員の無料許容量を合算して計算してくれる。一人だけ荷物が25kgあっても、同行者の荷物が15kgであれば合計40kg(20kg×2名分)となり、追加料金なしで通過できる。
上級会員資格を活用する方法も見逃せない。ANAマイレージクラブのプレミアムメンバー(ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ一部、スーパーフライヤーズ会員)や、スターアライアンスのゴールドメンバーであれば、通常の無料枠に加えて+20kgの優待枠が自動的に適用される。頻繁に出張や旅行へ出かける層にとっては強力な出費回避策だ。