インターネット上の掲示板やSNSでは、「堀越高校は偏差値が40前後だから、名前さえ書けば誰でも受かる」といった極端な言説が見受けられます。しかし、これは高校受験の現場実態を知らない明らかな誤解です。
第一の盲点は、「内申点と出席日数の厳格な足切り」です。一般入試の学力テスト自体は基礎レベル中心で構成されていますが、出願要件として中学校での欠席日数上限(年間15日以内など)が厳密に定められています。不登校傾向にあったり、中学校生活で素行不良の記録があったりする場合、どれだけペーパーテストで点数を取れても推薦基準から外れ、一般入試でも審議対象となるリスクが高くなります。
第二の盲点は、「コース間での明確な文化・環境の分断」です。一般の受験生の中には「堀越に入学すれば憧れの芸能人と日常的に交流できる」と期待して普通科を志望するケースが見られますが、実際の校舎内では教室のフロアやカリキュラムが明確に区切られており、みだりな接触やプライベートへの干渉は厳しく制限されています。生徒同士の口コミでも、「芸能人がいるからといって浮ついた雰囲気はなく、普通科の日常はごく一般的な私立高校と変わらない」という声が大半を占めています。