3人の足跡を見渡せば、それぞれが極めて異なる強烈なアイデンティティを確立していることが分かる。小山慶一郎は情報番組のコメンテーターや巧みなMC力を活かし、近年ではプライベートの変化とともに成熟したタレント像を提示している。
増田貴久はグループの音楽的支柱であり続けながら、卓越したファッションセンスと舞台・ミュージカルでの圧倒的な歌唱力で唯一無二のポジションを築いた。そして加藤シゲアキは、直木賞候補に名を連ねる本格派作家としての地位を確固たるものにし、クリエイターとしての才能を文芸界でも遺憾なく発揮している。これほど個々のベクトルが明確な3人が、同じ旗のもとに集まり続けることの難しさと尊さが、いま改めて浮き彫りになっている。