サイドを大胆に刈り上げるサイドパートや、洗練されたグラデーションカット。ストリートカルチャーとクラシック理容が交差する現場から生まれたネオ七三分けは、今や男たちの定番として定着した。過度にキメすぎないラフさを残しつつ、エッジの効いたラインで個性を主張するスタイルだ。
この流れを強固にしたのが、欧米の伝統的な床屋文化を現代的に昇華させたバーバースタイルの台頭である。男らしさとシャープさを兼ね備えたカット技法は、映画『シン・ウルトラマン』での登場人物の硬派なスタイリングや、小栗旬や伊勢谷友介といったトップ俳優たちが魅せるクールで色気のあるビジュアルとも深く響き合っている。スクリーンの向こうで放たれる圧倒的な存在感は、大人の男性たちが目指すべきヘアスタイルのアイコンとして、今なお強い影響力を誇っている。